アートで育みたい!子どもの思考力

読んだ本をご紹介。

この本を読んで子ども達に伝えたいと感じたこと。

 

①絵を鑑賞する時にいつも正解を探していた自分に気づいた。

作者が伝えたいことは何だろうとか、何を描いた絵なんだろうなど。子どもが描く絵にも、何を描いたの?と正解を求めていた。

もっと自由にアートを楽しんで、感じてもいいと分かった。アートに触れて日頃は考えもしないことに想いをめぐらせることで、自分で考えた意見を見つけるスキルを身につけたい。

 

②興味のタネを大切にしたいと思った。

好奇心からわき出る探究心を伸ばし、正解力ではなく、答えを作る力を育てる。

なぜならこれからの世界は答えのない問題ばかりだから。自分で考えて答えを出し行動して、花を咲かせることが出来る人になって欲しい。

綺麗な花を咲かせることばかりに気を取られないよう、注意。花は興味から起こる探究の結果、成果として地上に咲くもの。

花を咲かせるのが目的ではない。

 

とても読みやすい本でした。難しい言葉がなく13歳ぐらいでもわかりやすい表現ばかりなので、一気に読めます。

アートの本かと思いきや、アート鑑賞をきっかけとして、思考力を磨くための具体的な方法が書かれた本です。

2人の子どもを子育て中の私には、ぜひ子ども達に伝えたい内容でした。

 

あたりまえだと感じていることは、本当に自分で考えた意見なのか?先入観や他の人の意見に流されたものではないのか?他人の意見を自分で考えたことのように思い込んでしまい、そのことにすら気づかない。いつも気をつけて、心に留めておきたいことだと思いました。

 

おまけ

話は変わりますが、私は読みたいなと思った本のスクリーンショットスマホのメモやアルバムに残して読みたい本リストを作成し、新刊であれば電子書籍で購入し、それ以外は図書館で借りて本を読みます。

読みたい本が決まっているのであれば、おすすめは図書館のホームページからオンライン予約して借りる方法です。

最初は図書館に行ってから検索機で本を探していたんですが、人気のある本は貸出中だったり、借りたい本が違う館(本館や分館などに)あったりしてかなり非効率でした…。しかし!オンライン予約をすると、希望した図書館に書籍が準備できたらメールで連絡があり、それを期限内に取りに行くだけ。便利ですね~!

強いて言えばこの際取りに行く手間も省きたいので、端末に電子書籍としてデータ送信とかしていただければ最高です。出来るといいな~。